
1980年代に米国の証券会社ソロモン・ブラザーズが急成長した陰には、
2人のユダヤ人の活躍がありました。

1人は、
ジョン・グッドフレンド氏。
(「ウォール街の帝王」としてニューズウィーク誌の表紙を飾ったこともある方。
元会長でしたが、1991年の国債不正入札事件を契機に退任)
もともとは、美術家志望で、見習いで入社し、営業をしていたのですが、
めきめき腕をあげ、会長にまで昇進した方です。
彼は
「有能なビジネスマンの条件は、計算に強く、
同じ過ちを繰り返さないだけの記憶力と、
状況の変化に素早く対応できる判断力があることだ」と語っています。

もう1人は、
エコノミストのヘンリ・カウフマン氏。
事実に立脚して、データを検証し、データの背後にある真実を冷静に見つめ、
その上で慎重に分析判断しました。
彼は、同社の主席エコノミスト、副会長にまで昇進した方です。
(1987年にグッドフレンドの意見に賛成できず退職)
2人は、キャリアの重ね方も違えば、視点も考え方も異なっています。
それは、拡大路線と慎重路線というように・・。
共通していたのは、
2人とも、「数字」の重要性を認識していた点。
数字こそが、ビジネスの生命線!なのです。
数字に関しては、2つの重要な点があります。
1つ目は、
正確に数字を記憶すること。
(私は、数字を記憶するのが苦手なので、
せめて・・正確に数字を記録することにしています。)
計算は、正確な数字の上に成り立つもの。
グッドフレンドは、この能力にかなり優れ、計算に強かったため、
営業の現場で顧客に信頼されたのでしょう。
もう1つは、
数字の冷静な分析と緻密な判断。
これは、カウフマンが得意としていたことでした。
考えてみてください

会社の中で大切なのは、同じ目標や認識を持つことですが、
その共通言語が「数字」なのです。
共通のコスト感覚、共通の利益感覚が、
社内のあらゆる部署で必要となっています。
利益とは、いくらのモノをいくつ売ったからいくらの売り上げ、
といった単純なものではありません。
原価、人件費、研究開発費、広告費など、
会社のあらゆる数字を俯瞰しないと本来のコスト・利益はつかめません。
そういう「コスト感覚」「利益感覚」を磨いていくことが、
『デキル人』と呼ばれるための第一歩です。
数字の裏に秘められた意味にロマンを馳せる。
数字からイマジネーションをふくらませ、
仮説を立てる。そして、事実で仮説を裏付け、行動に出る。
これがビジネスの醍醐味なのでしょう。
好きな数字
ちなみに、前田さんと同じく、私は、7が好きです。
それで、郵便番号や住所、電話番号などにも、7が入っています。
7はもともと聖数の1つ。神秘的な霊能を感じる数として、
宗教上の儀式にも多用されてきました。
例えば、神の天地創造に7日。
仏陀は誕生時に7歩歩きます。
野球でも、7回は勝負の行方を決める重要な回とされています。
8も横に倒すと無限大の記号に似ているので、好きな数字。
好きな数字の入った日になると、勝手にいいことがありそう!
と思い込んでいます
しかし、私は、数字に対する苦手意識があるため、
『数字に少しでも強くなること』は今後の課題です